2023/03/20 16:09

こんにちは!
2023年2月26日に開催された文芸同人誌の即売会第5回 文学フリマ広島」に行ってきました。

来場者数は636人!

過去最高を記録したそうです!すごい!



※文学フリマとは
ーー既成の流通システム、もっと言えば既成の文壇や文芸誌の枠にとらわれない市場のことであり、そこでは出店者(作家)と、来場者(客)が直接やり取りできます。お客さんの入場は無料、作家から一ブース五〇〇〇円程の出店料を集めることで成り立っています。ここで言う「文学」とは「自分が文学と信じるもの」であり、販売される本は、さまざまなジャンルや文章で書かれた、作家それぞれが思う「文学」の形です。ーー



その会場で面白い本を買いました。

『まちのべながと vol.1 わたしとやきとり』(文武蘭発行)

という本です。


山口ゆかりの本に出会えて嬉しかった!
しかも
テーマがとても個性的で面白い!
そこで
こちらの本をちょっとご紹介しましょう!



この本は、山口県長門市の地域密着型文芸サークル「文武蘭」が刊行した文芸誌。

第一号のテーマは「やきとり」

やきとりをテーマにした随筆と小説、そして様々な人からあつめた140字で綴る「あなたの好きな串」のお話などを収録しており、奇抜なテーマでありながらも、見事な統一感をもつ、読み応えのある文芸誌でした。



「長門のやきとり」は有名だと話には聞いていたのですが、本を読んでみて、長門市育ちの人の「やきとり愛」を実感しました!
面白かった!
(ちなみに私は
 皮とレバーが好きです
 そして豚バラも、ね!)





そんな出会いもあったので……





3月初めに
長門市のうまい物があつまる

道の駅「センザキッチン」

に行ってみました〜



初訪問でしたが海の近くで気持ちの良い所。



そして驚くべきことを発見しました。





なんと
面している道の名前は…










「いいこと通り」!



なんと素晴らしい
ネーミングセンス!!!
仙崎の町のセンスの
良さを感じるなぁ〜😼



センザキッチンで
こんなガイドブックを見つけました。

西日本やきとり祭り実行委員会著『やきとりのまち ながと やきとり GuideBook』


「長門やきとり」の豆知識がギュギュッと詰まっていたので、興味深く読ませていただきました。

▲他にもやきとり関連の印刷物がたくさん
 やきとり愛の大きさがわかります



ここで
「長門やきとり」の豆知識をいくつか箇条書きにしてまとめてみたのでご紹介します!



▼▼▼▼▼

 長門やきとり

 豆知識

〜「人口1万人当たりのやきとり店の数が全国トップクラス」のまち〜
(西日本やきとり祭り実行委員会 著『やきとりのまち ながと やきとり GuideBook』より抜粋)

・「長門のやきとり」のはじまりは「かまぼこ」
明治時代に入り「かまぼこ」生産が盛んになり鶏のエサとなる魚のアラが安く潤沢に手に入る環境になった。そのため農家の副業として養鶏業が盛んになったそうだ

・全国的にも珍しい養鶏専門の農業協同組合「深川養鶏農業協同組合」が設立
昭和23年、山口県では初めて

・西日本有数のブロイラー生産量を誇る
ブロイラー:食用に飼育された若鶏の総称

・平成17年に「人口1万人当たりのやきとり店の数が全国トップクラス」であることが判明

・平成18年(2006年)に「長門やきとり横丁連絡協議会」を設立。「全国やきとり連絡協議会」にも参加し、全国7大やきとりタウンのひとつに
7大タウン:長門市の他には、北海道室蘭市と美唄市、福島県福島市、埼玉県東松山市、愛媛県今治市、福岡県久留米市がある

・2018年「第12回全国やきとリンピックin長門」
「長門やきとり横丁連絡協議会」が参加や企画したイベントの一つ

・2019年「西日本やきとり祭りin長門」
「長門やきとり横丁連絡協議会」が参加や企画したイベントの一つ

・女性店主が多い
漁業が盛んな町ということもあり、男性は漁師が多かった影響から、主婦含め女性がやきとり店を開業することが増えたと思われる、と本誌では述べられている

・具材の間には長ネギ(白ネギ)ではなく「玉ねぎ」を挟む
本州ではほとんどのところが長ネギを使用している

・お店にガーリックパウダーを置いている
ガーリックパウダーと一味と七味唐辛子が置いてあり好みに応じてかけて食べるのが長門流

・長門市ゆかりの鶏は二種類。銘柄鶏「長州どり」山口県産オリジナル地鶏「長州黒かしわ」がある。
※この情報源は、長門市地域おこし協力隊やきとりのまち長門推進事業担当江島光子発行『知って味わって「長州どり」と「長州黒かしわ」』を参照しました



以上!
豆知識でした〜!

ぜひ長門市へ遊びに行って
食い倒れてみてくださいね!



ではでは〜