2022/03/13 08:00
こんにちは。
文芸同人情報誌『文芸ごきんじょ山口版』
制作完了報告文を書き終えました。
報告文といっても、本誌発行元の「さきがけ文学会」会員間に伝えたい主な内容を、資料を整理整頓した上で、ざっくりとまとめただけです。
制作に一段落がついた機会ですので、文芸に興味がある人に向けて
ざっくりと自己紹介をしたいと思います。
私は筆名を「ばここ」といいます。歳は26歳、性は男、会社勤めです。
会社名はいつも隠しております。それというのも、身のほどしらずな文章をよく書きますので、会社名を公にすると、上司の大目玉を頂戴するハメになるからです。
とはいえ、不可抗力によって、私の勤め先を知るお客さんもおりますし、この看板のおかげで親しみをもってくださる、御仁・女史の方もいらっしゃいます。
会社に感謝をしつつも、身のほどしらずな文章を今も懲りずに書く日々です。
そして本誌発行元である「さきがけ文学会」とは、福岡県福岡市に本拠地を置く社会人文芸サークルです。
文芸同人誌を年二冊、文芸同人情報誌を、福岡・山口で年一冊ずつ、ほかにも文芸イベント開催の協力など、粋な活動をおこなっています。
ここの代表が、文芸同人情報誌の山口版をつくりませんかと、私に声をかけてくださったことが、本誌のはじまりでした。
しかし、コロナ禍の昨今です。
本誌の制作体制は、当初の予定からおおきく変わりました。
コロナ禍の憂き目にも遭えば、編集担当だった代表の私生活・体調の変化もありましたので、昨年11月に、私が編集~入稿・頒布管理もふくめて、一手に請け負うことが決まりました。
同人誌の編集は人生初でしたが、
やるしかないことはやるしかありません。
引き受ける際に私はこう伝えました。
「『いかなる状況下でも文学は不滅だ』と証明する山口版正式発行といたしましょう」
しかし、今ふりかえって思うことは、山口の情報誌を山口の人間が編集するという、収まるべきところに収まったという感慨でした。
私のやったことは、大したことではありません。
「文芸同人情報誌」とは2017年に代表がゼロから作りあげたものです。だれかの試行錯誤によって知らずしらずに道ができ、その踏みならされた道の上を、ただ歩いているだけなのです。
「さきがけ文学会」をご贔屓いただいているみなさまは、すでにお察しのことと存じますが、2021年号の文芸同人情報誌の福岡版と、2022年号の文芸同人誌『蘖-ひこばえ-』が、ともに休刊となりました。
ひとりの読者として誠に残念に思います。
そして、ひとつの大きな心残りがあります。
それは文芸同人情報誌の福岡版の特集記事についてです。
私はその特集記事の取材先の人物に
KOTOBA Slam Japan(コトバスラムジャパン)2020の福岡大会優勝者である詩人のMさんを強く推しました。
しかし、福岡版自体が休刊となってしまい、結局実現しませんでした。
(そもそも代表から取材先の候補を挙げてくれと言われた訳ではなく、私が自分勝手に推しの作家を推しただけなのですが)
それでも私は
酒好きで気骨のある男の記事がいつか世に出ることを、いまも願って止みません。
(大事なことなのでおおきな文字で強調しています)
以上。
自己紹介と制作についてはこのような感じです。
長々と書いてしまい、失礼いたしました。
仕事が一息ついたガキの(26歳なんだからもう十分大人ですね)、
ナルの入った戯言だとおもって、どうか笑ってお見過ごしいただけますと助かります。
それでは。
文芸の輪が人と人をゆたかに繋げますように。